(2017/8/4 掲載)
オパール文庫で執筆している著者のインタビューコーナーです。
一問一答形式で答えてもらっています。


春日部こみと
『内気な私がドイツ系ハーフの青年実業家に求婚されました』でオパール文庫デビュー。2017年8月には『年の差恋愛! おじさまに迫ったらオトナの本気を見せられました』を刊行する。
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簡単な自己紹介をおねがいします。
春日部こみとです。
ちょっと変わった名前の由来は、大切で大好きな祖母の名前「とみこ」を逆にしたものです。
おばあちゃん、ありがとう。そして無断で拝借してごめんなさい。 -
小説を書くことになったきっかけは?
小説を初めて書いたのは、小学生の頃でした。
クラスで小説を書くのが流行っていて、なんとなく自分も書いてみようかな……という単純なきっかけでした。
でもそれは最後まで書き上げられずに終わった記憶があります。
生まれて初めて小説を最後まで書き上げたのは、高校生の時でした。
進学等、自分の将来を考えた時、何かを創り出す職に就きたいなと思い、その力が自分にあるのかを試してみたいと考えた結果だったと思います。 -
プロになって想像していた作家活動と違ったところは?
編集者さんと顔を合わせないところでしょうか。
私の中で「作家と編集者さん」のイメージは、サザエさんの「伊佐坂先生とノリスケさん」だったので(笑)。
時代と社会の変化をそんな所でも感じます。 -
小説を書いていてよかったと思うことはなんですか?
やはり読者の皆様からの感想をいただいた時でしょうか。
自分の書いたお話を読んでもらい、それがどんな形であるにしろ、読者様の心を動かすことができた、というのは、本当に震えるほど嬉しいことなのです。
拙い私の文章を読んでくださって、ありがとうございます、といつも拝むような気持ちでおります。 -
どのようなストーリーがお好きですか?
ミステリーも恋愛物も、ファンタジーも大河小説も大好きです。
どれもいつか挑戦してみたいものばかりですね。 -
魅力を感じる設定orキャラクターは?
両片思い、という設定は、読むのも書くのも大好きです。
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最近読んだ本は?
『64(ロクヨン)/横山秀夫』
『光/三浦しをん』
『闇の守り人/上橋菜穂子』
『パラダイス・ロスト/柳広司』 -
マイブームはなんですか?
フルーツソース作り。生の果物で作ります。
私は毎朝大量のヨーグルトを食べるので、その時に使います。
おススメはラズベリー。 -
最近、一番心を動かされたことはなんですか?
最近と言っていいのかわかりませんが、映画『ラ・ラ・ランド』はとっても良かった!
最近観た映画の中では一番好きです。
エマ・ストーンがとにかくキュートで、その愛らしさだけでも観る価値がありますよ。 -
今作『年の差恋愛! おじさまに迫ったらオトナの本気を見せられました』について、オススメポイントは?
私は飄々とした性格のおじさまが、とても好きです。
飄々としていながらも、愛する者には常に真剣で、それ故に苦悩する。
どれほど年齢を経ていても、人は悩むし、誰かを愛しいと思う気持ちは止められない――ヒーローの一途は、そんな人間臭い大人の男性になるようにと頑張って書いてみました。
小娘を翻弄しつつ、翻弄される、そんなおじさまヒーローを、いろんな角度でお楽しみいただければと思います。 -
オパール文庫の読者へ、一言おねがいします
オパール文庫さんには、胸がきゅんとしたり、ドキドキしたりと、読んでいてとても幸せになれる種がいっぱい詰まっています。
私もオパール文庫さんの大ファンです。いちファンとして、これからもワクワクやドキドキ、そしてキュンキュンするような物語を待っています。
そしていち書き手として、そんな物語を書けるように頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
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- オパール文庫 著者インタビュー【春日部こみと】