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初恋彼氏は溺愛ストーカー!?

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本価格:630(税抜)

電子書籍価格:--円(税抜)

  • 本販売日:
    2018/07/04
    ISBN:
    978-4-8296-8345-3
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書籍紹介

愛があるから問題ないよねっ!

海外生活から戻ったら、初恋の同級生・新藤と再会! 素敵な好青年なのに、ストーカーと言われるほど、私を捜していたなんて!? 「俺の執着を甘く見ないで。逃がさないからな」抱きしめられ、ずっと彼が大好きだったと気づいて……。想像以上の溺愛ぶりに戸惑いながらも、強く求められる幸せに酔いしれてしまう。 愛が深すぎる彼氏と生真面目な才女の熱烈ラブ!

ジャンル:
現代
キャラ属性:
社長・セレブ
シチュエーション:
幼馴染・初恋の人 | 甘々・溺愛 | お風呂・温泉 | 学園
登場人物紹介

新藤中也(しんどうちゅうや)

鈴奈の高校時代の同級生で初恋の人。鈴奈のことが好きすぎて、たまにネジが外れた言動をすることがある。外見は爽やかな超絶イケメン。職業はMR(製薬会社の営業担当者)。

和泉鈴奈(いずみすずな)

資格を取るために大学院に通い始めた帰国子女。高校を卒業と同時に父の転勤で海外へ。引きずっていた初恋を終わらせる気でいたけど、再会した中也のとんでもない言動に翻弄される。

立ち読み

「鈴奈、鈴奈……」
 止まないキスのさなかも、中也は譫言のように私の名を呼んでいる。
(そんなに何度も確認しなくても、私はここにいるのに)
 母を探して泣く子どもみたいだなと思っておかしくなった。
 そんな稚い表情をされると、可哀想で、愛しくて、手を差し伸べたくなってしまう。
 さっき涙を流した時もそうだったけれど、私は中也に泣かれたり、縋られたりするのに弱いらしい。放っておけなくて、泣かないで、と頭を撫でてあげたくなるのだ。
 今、理性のストッパーが外れてしまっているのか、普段だったら絶対にしないのに、私はその願望のままに、彼の頭をよしよしと撫でた。キスをしている途中だったのに、中也がピタリと動きを止めて、目を丸くして私を見つめる。
「……ごめん。イヤだった?」
 あまりに驚いた顔をしているので訊ねれば、中也は鋭いほどの美貌をふにゃりと崩して首を横に振った。
「イヤじゃない。……もっとして」
 長い睫毛を伏せて頭をぐいと押し付けてくるから、私は堪らず噴き出してしまう。
(本当に、犬みたい)
 大きく美しく、恐ろしいくらいなのに、主人には従順で甘えたい大型犬。
(……可愛い)
 男の人にそんなことを思うのはおかしいだろうか。でも、請われるがままに柔らかな黒髪を撫でる私の胸の中には、彼を可愛いと愛でるような気持ちが浮かんでいた。
(そういえば、あの頃は、そんなこと、思いもしなかった)
 高校生の頃、私は中也を可愛いなんて思ったことはなかった。ずば抜けて見た目が良く、周囲の女子だけでなく男子からも特別視されていた彼を、どこかで自分とは違う次元の存在なのだと思っていただろうか。
 誰も触れない孤高の存在の、秘密の恋を知る唯一の友人として、彼の傍にいられることを、私は誇らしかった。そんな浅ましい自尊心で目を覆われて、私は中也をちゃんと見つめることができていなかったのだろう。
「中也、あなた、ただの男の子だったのね」
 思わずポロリと零れ出た感慨に、中也はパッと顔を上げて私を見た。
「……子、て年じゃ、もうないけど」
 それはそうだ、と私はクスクスと笑う。
 そうだ。あの時私達は、まだ子どもだったのだ。
 あれから七年も経った。私達は、とっくに大人と呼ばれる年になっている。
「でも、俺なんか、ずっとただの男だよ。好きな女の子に逃げられて、忘れられなくて、ずっと泣きながら探し続けるような、そんな間抜けでくだらない、ただの男なんだ」
 中也がまた同じことをしつこく繰り返して言っている。
 ずっと私を探していた、と。不思議だ。彼の様子から、嘘じゃないのはわかるのだけど、どうにも現実味がなくて、ふわふわとした御伽噺を聞いているみたいだ。
「そんなに、探していたの」
 なんとなく訊けば、中也は哀しげな顔をした。
「それはもう。頭がおかしくなるかと思ったほどに」
 睦言に相応しい内容だな、と私は微笑んで「そう」と頷いた。だがすぐに中也が「いや」と首を振り、少しだけ考えるような顔をする。
「……違うな。多分、あれで、俺はおかしくなった」
「……ふぅん?」
 中也がおかしいのは、もうわかっている。こうして教えた覚えのない住所に押し掛けてくるような男だ。多分、というより、確実に、おかしいだろう。でも、それをおかしいと思いつつ、こうして受け入れている自分も相当に頭がおかしい。
「他人事だな。もう逃げられないのに、いいの?」
 私の曖昧な様子に、中也が呆れたように言った。逃がさないと言った当人がそんなことを言うから、中也は変だ。
「他人事じゃないよ。あなたもおかしいけど、私も頭がおかしいから、ちょうどいいのかも、って思ってたの」
 私が肩を竦めて言った台詞に、中也はまた目を丸くした。
「鈴奈も、頭おかしいの?」
「そりゃあ。どう考えてもおかしいあなたを、可愛いだなんて思うんだもの。おかしいに決まってるじゃない」
 普通は怖がったりしなくちゃいけないはずでしょ、と自分に呆れながら説明すると、中也はブハッと笑い出した。
「ふっ、フハハッ……! そうか、頭がおかしい同士だから、良しって、なるほどな!」
「良し、かどうかはわからないわよ。相乗効果でもっと悪し、になるかもしれないじゃない……って、んんっ」
 私の屁理屈にも、中也は上機嫌でキスで応える。ひと通り私の口内を舐り尽くすと、中也は最後に私の上唇に吸い付いて、ようやく顔を上げた。
「良し悪しなんかどうでもいいよ。俺が鈴奈が好きで、鈴奈が俺を好きで、こうして一緒にいられるなら、もう他なんてどうでもいい」
 満面の笑みでそう宣言されても、私は胡乱げな眼差しを向けることしかできない。
「私を好き、ね……」
 溜息と共に疑念を吐き出せば、中也が苦く笑った。
「信用できない? 俺のことが好きなのに?」
 それとこれとは、鶏と蝶々くらいに違うでしょ、と私は眉を上げる。
「私があなたを好きだっていうのは、私の中のトラブルだわ。それと、あなたが私を好きだということを信じることは、別の話だもの」
「トラブル、ね……。まあ、それでもいいよ。俺は、どんなかたちであれ、鈴奈が手に入ればそれでいいから」
 今度こそ溜息を吐くと、中也は私の首元に顔を埋めた。鎖骨を吸われ、くすぐったさに身動ぎをしてしまう。
「こら、じっとして」
「……っ、だって」
 堪え性のない私に、中也がジュッと音を立てて強くそこを吸う。一瞬抓られたような痛みが走り、私は息を呑んだ。
「……できた」
 満足げにうっそりと呟く中也は、今吸い上げたばかりの私の鎖骨の辺りを指で撫でている。あ、と思い至り、私は首を持ち上げてその場所を確認した。
「キスマーク! こんなギリギリの所……!」
 少し襟あきの深い服なら、見えてしまう場所だ。怒っているのに、中也は嬉しそうだ。
「鈴奈は肌の色が白いから、きれいについたな」
 言われて、ついまじまじと自分の鎖骨を見る。ついたばかりの鬱血痕はまだ鮮やかな赤色で、形も相まって小さな薔薇の花弁のように見える。だが問題はそこじゃない。
「これ、消える前に、またつけるから」
 なんの宣言なのかと呆れてしまう。
「……ばかじゃないの」
「ばかなんだよ」
 罵りも暖簾に腕押しだ。中也の腕が私の着ているニットとシーツの間を縫うように入り込み、ブラのホックのある場所で止まる。あっ、と思った時には、胸が解放される感覚がして、私は目を剥いた。服の上からなのに、簡単に外してしまうなんて。
「慣れていらっしゃること」
 つい嫌味を口にすれば、中也は驚いた顔をした。
「慣れてるわけないだろ。七年もご無沙汰なのに。こんなもの、接合部の金具の構造を理解すれば誰だって簡単に外せる」
「えっ」
 思わず目が点になってしまう。
「えってなんだよ。ブラのホックの構造なんて」
「そこじゃないよ! ちゅ、中也、七年もご無沙汰って……」
 私の狼狽の理由にようやく気がついたのか、中也は深い溜息を吐いた。
「あれからずっと鈴奈を探したって言っただろ? 気がおかしくなるほど好きな女を追いかけてるのに、他の女とどうこうなるわけない」
 キッパリと言われて、私は困って眉を下げた。
「だって、そんな……見つからない可能性だってあったのに」
 それでなくても、引く手あまただった中也だ。寄ってくる女の子は掃いて捨てるほどいただろうに、黙っていなくなり、行方もわからない私だけを想って、なんて、にわかには信じがたい。なにより、あれほど仙谷先生を好きだったくせに、という拗ねたような気持ちがどうしてもなくならない。
「絶対に見つけたよ。俺の執着を甘く見ない方がいい。それにしても……鈴奈、本当に、信用してないのな。まあ、再会して間もないし、大半は俺のせいだから仕方ないとは思うけど……」
 中也はぶつぶつと言いながら、私のスカートのウエストからニットとキャミソールを引き抜いて、そこから手を侵入させてくる。硬い手が柔らかな腹の皮膚をなぞる感触に、全身が総毛立った。これからしようとしているのが、己と他者とを密着させる行為なのだと、今更ながら実感する。
 黙ってしまった私を宥めるように、中也が頬擦りをしてきた。鼻と鼻が触れ合い、擦られる。獣同士の親愛の確かめ方のようで、おかしいはずなのに、ひどく安堵した。
 中也が私の顔にたくさんのバードキスを落としていく間に、彼の手が這い上がってきて、胸に辿り着いた。既にホックを外されているブラはなんの役目も果たしておらず、煩わしげに上にたくし上げられてしまう。
「ふ……」
 大きな両手が、私の胸を下から掬い上げるようにして揉み始める、中也の手の中で、パン生地のように捏ねられる感覚を、なんと例えればいいのか。一言で言えば、奇妙、というべきか。あまり感慨もなくその行為を受け入れていたが、中也が焦れたように私の服をガバリと脱がしてしまってからは異なった。
 ニットもキャミソールも、ブラも纏めて抜き取られ、私は万歳の状態で目を瞬いた。目の前の中也の眼差しは、まろび出た私の胸に釘付けになっている。羞恥心から咄嗟に隠そうとした腕を取られ、「見せて」と静かに請われた。
 やだ、とも言えない雰囲気にそろそろと腕を開くと、中也がおもむろに頭を下ろしてそこに顔を埋めた。むにゅ、と擬音語がつきそうな状態で胸に顔を突っ込んで、微動だにしない。
「……最高」
 ややあって、ポツリと呟かれた一言に、思わずペシッと彼の後頭部を叩いてしまった。
 叩かれたのにクスクス笑い出し、中也はうっとりとした顔で、私の胸をこねくり回し始めた。強すぎない力で、自分の肉が、中也の骨張った手の中で、粘土のように形を変えられるその様を見ていると、なんだか心臓がドキドキして、身体が熱くなってきた。
「ああ、むちゃくちゃ柔らかいし、きれいだ」
(声に出して感想を言わないで……!)
 中也の熱い息が胸の先にかかり、ピクンと震えてしまう。
 それに気づいているのか、中也が敏感な尖りに鼻を擦り付けるようにして囁いた。
「すげーいい匂い……乳首もピンク色で、まだ何もしてないのに、硬くなってきたね。本当に、可愛い……最高」
「あぁっ……!」
 言いながら、中也がその尖りをパクリと口の中に入れてしまう。

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