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今夜、君は僕のものになる

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書籍紹介

スイートルームで、憧れの社長に愛される

「僕がもっと君を大人にしてもいい?」超高級ホテル、カニンガムホテル東京で働く陽子は、社長の清泉から告白され、交際を申し込まれてしまう。カニンガムホテルが大好きで時々身元を隠して宿泊している彼女を清泉が見初めたのだ。恋愛初心者な陽子は甘く優しいキスで翻弄され、色々な初めてを経験してゆく。最上級のスイートルームで極上の快感に震える、蜜愛の日々!

ジャンル:
現代
キャラ属性:
社長・セレブ
シチュエーション:
玉の輿・身分差 | オフィス・職場 | 甘々・溺愛 | 年の差
登場人物紹介

天宮清泉(あまみやいずみ)

最高級ホテル「カニンガムホテル東京」の社長。定期的に泊まりに来る女性客が毎回残していく手紙を読んで以来、彼女に心惹かれるようになる。

坂下陽子(さかしたはるこ)

「贅沢なことをしたい」と宿泊したカニンガムホテル東京の素晴らしさに感動して、ハウスキーパーとして勤務。働き始めてからも時折身元を隠して泊まることが唯一の楽しみ。

立ち読み

 今日は何度も頭を振っている気がする。とりあえず、と陽子は自分のバッグの中を整理し、バンケットスタッフの制服を畳んだ。ソファーに置いてあったエプロンとクロスタイも綺麗に畳む。着てきた私服はちょっとパンパンになるけど、バッグの中に入れた。
 そして居心地悪くソファーの上に座ると、途端にトロトロと眠くなる。シャワーは温かかったし、今日は慣れないことをして疲れたせいだ。
 陽子はダメだと思いながらも目を閉じた。たぶん少しの間眠っていたと思う。
 次に目を開けたのは、身体が揺れて柔らかい場所に下ろされたからだ。
「あ、起きた」
 状況は、まだお姫様抱っこの体勢だった。清泉はバスローブ一枚の姿で、少しはだけていたから素肌が見えていた。男の人の肌に、思わず目を逸らす。
「眠りが浅かったんだね」
 そうしてにこりと笑ったあと、彼は何事もないように陽子から手を離し、そのままベッドに座った。
 きっとこんなことに手慣れているのだろう。彼の腕に抱かれていた自分を思うと、ドキドキが止まらない。陽子を軽々と抱き上げていた腕の力強さに、男を意識してしまう。
「何か飲む? もう眠たいかな?」
 起き上がった陽子に優しい目を向けて問うので、緊張する。
「あ、や、あの……」
 首を傾げる彼を見て、髪の毛が濡れていると思った。陽子には乾かせと言ったのに、自分のは乾かしていない。
「髪、濡れてますけど……」
「どうしてるかと、チラッと見たら寝てたから。すぐに乾かすよ。慣れない仕事をしたから疲れたんだろう。今日は寝て明日ゆっくり話してもいいな」
 そう言って陽子の頭を撫でた彼は、髪の毛に触れる。指を髪の生え際に差し入れると、小さく笑った。
「髪の毛、柔らかい。まるで猫を撫でてるみたいだ」
「あっ」
 清泉の指が陽子の髪の中で軽く動いた。もともとドキドキしていたから、それだけで変に甘い声を出してしまった。真っ赤になってうつむくと、彼の手が顔を両手で上に向かせて、そのままキスをされた。
 すぐに深いキスになり、陽子は起きていられず、ベッドに倒れ込む。彼の手が倒れる前に背にまわったので、ゆっくりと押し倒されるように身体が沈んだ。
「ん……っあ」
 信じられないくらい、鼻にかかった甘い声が零れる。自分からこんな声が出るなんて。自然にそうなってしまうのは、彼のせいだ。
 だから清泉の背に手をまわすのも、ただ勝手に身体が動いただけ。背にまわした指が軽くキュッと強く彼の肌を押すと、噛まれるかのように唇を強く吸われて、離れていく。
 陽子の息は上がっていた。彼の顔には、いつもの余裕の笑みはなかった。
「そんな顔をして……」
 陽子の考えていた通りのようになっていた。まさか妄想が現実になるとは思わなかった。けれど、彼とは付き合うと言って、こんなに大人のキスをしている。それで、現実にならないわけはないのだ。
 頬を撫でる彼の手が心地よくて、目を閉じて頬をすり寄せてしまう。そこでハッと我に返った。
「あの、私……」
「いや、いい、悪かった」
 そう言って離れようとする彼のバスローブの袖を、思わず強く掴んだ。何をやってるんだ、とまた思う。でも、この人の体温は最初から心地よかった。ドキドキして緊張するけど、ずっとくっついていてもいいと思える。
「離れたくないです」
 陽子の言葉に彼は小さく笑って、頬を撫でた。
「君は困った人だな、陽子さん。何もしないで一晩過ごせるチャンスはどうする」
 頬を撫でていた彼の手が、首筋をたどり、鎖骨へと滑っていく。
 ナイトウエアはボタンで留めるだけのものだから、すぐに脱がせられる。
 彼の言う通り、一晩何もしないで過ごせるチャンスだ。
 ただこの時、陽子はいろいろと考えて、次に会った時にはもしかしたら、と予感しながら、一方で、あまりにも素敵な天宮清泉という人に惹かれていることを思った。
 こんなに早く、自分をさらけ出し彼に抱かれるなんて軽く見られないだろうか、とも考えた。
「私、早くないですか? まだ付き合うと言って、ちょっとしか経ってなくて……しかも、恋愛したことないのに、軽すぎるとか思ってませんか?」
 陽子の言葉を聞いて、清泉は小さく笑って首を振る。
「そんなこと思ってないな」
「普通がどうなのか、わからなくて……」
 陽子が言うと、彼は陽子の頬にキスをする。
「君は軽くない。きっと、すごく考えたはず。短期間なのは僕も同じだ。……セックスは、互いのすべてを見せ合うから、本来の僕なら、そして君じゃなければ、まだ寝ようとは思ってない」
 陽子の髪の毛を一筋取り、軽く引っ張ると彼は微笑んだ。
「でも、お互い付き合いらしい付き合いはしていなくても、人間なんだからそういうこともあるだろう。心が求め合うみたいな感覚が」
「………天宮さんは、求めてますか?」
「それはもちろん。そうでなければ、君みたいに若い子には、ね。それこそ、白髪の心配されるような年齢だから」
 ため息交じりに笑う彼に、陽子はやっぱり失礼だったと反省した。
「すみませんでした!」
「別に、意外とはっきりものを言う子だな、と思っただけだ」
 そうして陽子の目をじっと見ると、清泉は柔らかく微笑んだ。
「君は求めてるの? 離れようとする僕を引き留めるくらいには」
 陽子は彼の言う通り、心が命ずるままに答えた。
「はい」
 答えたあとで、顔がカーッと熱くなった。
「可愛い反応しているところ悪いけど、部屋を移動しよう」
 清泉が立ち上がり、陽子の膝下に腕をまわして抱き上げた。
「じ、自分で歩けます。それに、部屋、どうして……?」
 陽子が寝かされようとしていた部屋はツインベッドがある部屋だった。もう一部屋にはキングサイズのベッドがあるのは、先刻承知だけど。
「君と寝るなら広いベッドがいい。それに、残念ながらこの部屋には、君のために買ったコンドームがない」
 キングサイズベッドのある寝室へと移動する途中、陽子はお姫様抱っこのままピシッと固まった。
「こっ、コンドー……今日、そのつもりだったんですか?」
「違うけど、いずれは君とそうなると思っていたから。もう嫌だと言っても、聞かないよ」

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