(2017/10/4 掲載)
オパール文庫で執筆している著者のインタビューコーナーです。
一問一答形式で答えてもらっています。


緒莉
2017年10月刊『狂愛と情愛 二人のアラブ王子に溺れる夜』でオパール文庫デビュー。
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簡単な自己紹介をおねがいします。
北海道出身、東京都在住。超インドア派の夜型人間です。下戸のお菓子好き。
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小説を書くことになったきっかけは?
成り行きです。知り合いに美少女ゲームのシナリオを手伝ってと言われ、まあどうにかなるだろうと軽い気持ちで引き受け、そうこうしているうちにゲームのノベライズをやるようになり、なんだかんだと書き続けて今に至ります。よくわからないままいきなり文章を書くことが仕事になってしまった感じなので、今でも本当にこんな書き方でいいのかしょっちゅう不安になります。
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プロになって想像していた作家活動と違ったところは?
誰の目もないところで、毎日コンスタントに書くことがこんなに難しいとは思いませんでした。ほぼ一人作業なだけに、自己管理能力が高くないとキツイ仕事だと思います。そして私の自己管理能力は、絶望的に低いです。
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小説を書いていてよかったと思うことはなんですか?
毎回「もうだめだ」と思いながら涙目で書いていますが、脱稿した瞬間「よっしゃ、次も頑張ろ~」と鼻歌歌ってます。その瞬間と、頭の中でとっちらかっているパズルが上手くはまったときの気持ちよさのために続けているようなものです。
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どのようなストーリーがお好きですか?
まっとうに生きている人が、まっとうに報われるお話が好きです。
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魅力を感じる設定orキャラクターは?
不器用な人。勝手な人。ほころびのある人。距離感のおかしい人。
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最近読んだ本は?
井上夢人「ラバー・ソウル」
イワイサトシ「東京のたい焼き ほぼ百匹手帖」
樋勝朋巳「きょうはパーティーのひ」
ヤマシタトモコ「さんかく窓の外側は夜」 -
マイブームはなんですか?
じゃがりこ。仕事しながら毎日のようにガリガリ食べています。脳に響くので、眠くならなくていいです。好きだ好きだと声高に言い続けているため、ちょいちょいじゃがりこそのものやじゃがりこグッズをいただくんですけど、先日ついに手作りのじゃがりこブローチをいただきました。家宝にします。
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最近、一番心を動かされたことはなんですか?
映画の試写会が好きでよく行くのですが、「フェリシーと夢のトウシューズ」の舞台挨拶で登壇した土屋太鳳ちゃんの、この世のモノとは思われない可愛らしさに動悸がしました。キラッキラしている若い娘さんはいいものですね。
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今作『狂愛と情愛 二人のアラブ王子に溺れる夜』について、オススメポイントは?
3Pシーン! 主人公と距離感のおかしい兄弟の3Pシーンを書きたいがために作ったお話なので、そこはめちゃくちゃ頑張りました! 挿絵がまた、最高に色っぽいんですよ……。ドキドキしてもらえたら嬉しいです。
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オパール文庫の読者へ、一言おねがいします
オパール文庫愛読者の皆様、はじめまして。
女性向けのお仕事は初めてでワクワクしていますが、場違いではないかビクビクしてもいます。大丈夫だったら嬉しいです。
これからも頑張りますので、よろしくお願いします!
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- オパール文庫 著者インタビュー【緒莉】