絶倫執事
お嬢様にみだらなことお教えします

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- 本販売日:
- 2017/08/04
- 電子書籍販売日:
- 2017/08/04
- ISBN:
- 978-4-8296-8312-5
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執事の甘い手ほどきに、心まで酔いしれて――
理想の妻になるために、クールな執事・御影のもと花嫁修業を始めたお嬢様・花音。「旦那様を喜ばせる方法をご指導します」家事に始まり、夜は淫らなこともみっちり仕込まれ――。「あなたの初めてをいただきます」胸を愛撫され、熱い欲望で最奥を激しく突かれるたび、恋心が芽生え……。御影がどんどん好きになるのに結婚なんてできるの? でも、彼の正体がわかって!?

御影凌(みかげりょう)
柳木坂家の執事。顔立ちは花音の初恋の相手と瓜二つ。彼女が完璧な花嫁になるための教育係としてやって来たが……!?

柳木坂花音(やぎさかかのん)
柳木坂家の一人娘で超がつくお嬢様。20歳の誕生パーティーで父に結婚相手を決められ、凌に花嫁修業の指導を受ける。
「や、やだっ……御影っ……!」
「ああ、かわいらしい胸ですね」
「っ……!」
御影のほうが背が高いから、わたしの頭か肩の上からばっちりわたしの胸が見えるのだろう。
どことなくうれしそうな御影のその声に、胸を見られているんだと思うと恥ずかしさにかぁっと顔が熱くなる。
「み、ないで……っ……。なんでこんなことを……!?」
羞恥のあまり、声がかすれ気味になってしまう。
けれど御影はひと言。
「だめです。これも花嫁修業の一環ですから」
そう言って、わたしの腕をかいくぐるようにして背後からやんわりと両手でわたしの両方の胸を包み込んだ。
「ひゃっ!」
御影の大きな手がわたしの小ぶりな胸をやわやわと揉みしだき、その手の熱さに心臓がどくどくとはね続ける。時折円を描くように揉まれると、ゆさゆさと動く自分の乳房の重みがはっきりわかった。
だめ、こんなの……恥ずかしい!
胸なんて、男性の誰にも見られたことがないのに……!
しかも触られるだなんて、……こんなふうに揉まれるだなんて……!
「あ、んっ……い、やぁっ……御影……っ……」
抑えようとしても、勝手に声が漏れ出てしまう。
御影の長い指が時折乳首をかすめたり、くにくにとやわらかくつまんだりすると、力が抜けそうなくらいにきもちがいい。
こんなの、初めてで恐い。
でも恐怖よりもきもちよさのほうがまさって、力が抜けているせいもあり、御影の手を振りほどくことができない。
せいぜいが御影の腕に手を置いて、抵抗を試みるくらいだ。
しかも力が入らないから、それすらも抵抗とは呼びにくいほど弱々しい。
わたし、どうしてしまったんだろう。
「きれいな肌ですね。白くてすべすべしていて、きもちがいい。それに……ああ、花音さまのおっぱいはなんて愛らしくて感度がいいのでしょう。少し乳首をつまんで擦ってあげただけで、ツンと上を向いて尖ってぷっくり赤く膨れてきましたよ」
胸を弄ばれながら耳元で淫猥なことを甘い低音ボイスでささやかれ、じゅわっと下半身が熱くなった。
足の間がじんじんして、うずいてたまらない。
わたし、どうなっているの?
「こ、これは、……どうしても必要なこと、なの……?」
快感に息を弾ませながら涙目でそう言うと、御影はふっと笑った。
「花音さまはレディになりたいのでしょう? 女になるにはこういうこともしなければならないのです。花音さまは私の手で立派なおとなの女にしてさしあげます。旦那さまからも、そうするよう言付かっています」
「そ、んなの……っ……ひぁんっ!」
お父さまが、……ほんとうに? そんなのうそ!
そう反論しようとしたわたしの下半身に、御影はするりと手を滑らせた。
ショーツの中に片手を入れてしまい、ためらいなく秘所を指でゆるゆると擦る。
「いやっ……! そんなところ、誰にも触られたことなんかないのに……っ……!」
もはや半泣き状態でそう抗議しても、御影はうれしそうにふふっと笑うだけ。
「花音さま、濡れていらっしゃいますね。もうとろとろだ。少し肩にキスをして胸を愛撫しただけなのに……やはり感度がよろしいですね」
「濡れて……?」
御影はなにを言っているの?
ちいさな子どもじゃないのだし、そんなところが濡れるはずなんかないのに。
けれど御影は披裂をなぞっていた指をショーツの中から引き抜くと、わたしの顔の前に出してみせた。
「ほらね。こんなに糸を引いていらっしゃいます」
「あ……っ……」
わたしは、息をのんだ。
確かにわたしの秘部をまさぐっていた御影の指は、てらてらと濡れて光っていたから。
御影の言うとおり、御影の指と指を糸まで引いている。
恥ずかしい。恥ずかしい。どうして?
「わたし……ちいさな子じゃないのに……っ……」
恥ずかしくてどうしようもなくて本当に泣きそうになっていると、御影は笑った。
「違いますよ。これはそういうのではありません。女性が男性を受け入れる準備ができている証拠なのです。これが正常な反応なのですよ」
「男性を、受け入れる……?」
不思議に思ってそろそろと振り返ると、ばっちりと御影の涼やかな視線とぶつかった。
涼やかな、でもとてもわたしが見たことのない情熱を孕んだ色をした目に、またもやどきりとする。
「学校で習いましたよね? 子どもをつくるにはどうしたらいいか」
「そ、れは……習ったけれど……」
それくらいは知識として知っている。
「だけど、いまどうしてそんなことを言うの?」
「学校ではそこまで詳しく教えなかったでしょうね。ですが、愛し合う行為、子どもをつくる行為の際に、女性が男性を受け入れる準備をするのは大切なことなのですよ」
「そ、うなの……?」
「はい」
そんなこと、初めて知った。
だけど、御影の言っていることが本当だとすると、いまのわたしの状態は正常だということだ。
ちょっとほっとしていると、
「では、続けますね」
と、御影。
「えっ!? や、でもどうしてこんなこと……っ……きゃっ!」

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