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CEOは嫉妬深い
愛され秘書の淫らなオシゴト

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書籍紹介

俺から離れるなんて許さない

「俺だけに尽くす個人秘書になれ」冷徹な瞳で命令する悠斗は、梨花の初恋相手で初めてを捧げた人――なのに、再会したら別人のように冷たくて!? 胸の頂を舐められると甘い痺れが走る。熱い塊を奥深くまで埋めこまれれば、愉悦の波に溺れてしまい……。「もう二度とおまえを離さない」剥き出しの独占欲の裏には激烈な愛情が!? 敏腕CEOと秘書の愛欲に濡れる再会ラブ!

ジャンル:
現代
キャラ属性:
社長・セレブ
シチュエーション:
年の差 | 幼馴染・初恋の人 | オフィス・職場 | お風呂・温泉
登場人物紹介

堂崎悠斗(どうざきゆうと)

梨花の勤め先のライバル会社CEO。梨花が初めてを捧げた相手だったが、その直後に渡米してしまう。五年ぶりに再会すると別人のように冷たくて……?

日下部梨花(くさかべりか)

育ての親が社長を務める生命保険会社の秘書課勤務。兄妹のように育った悠斗が初恋の人で、いまだに彼のことを忘れられないでいる。

立ち読み

 初恋は大切にしたい。
 ましてやその初恋の人が、自分のハジメテの相手なら尚更。
 たとえその人が、自分を抱いたあとに姿を消し、何年もなんの連絡もくれなかったのだとしても……。
 彼の優しさは覚えている。
 それだから、思い出ごと大切に胸の中にしまってこられたのだ。そうやってこの五年間、優しい思い出を胸に生きてきた。
 なのに……。
「どうした? 返事は?」
 どこか馬鹿にするような冷たい声音に、日下部梨花はハッと顔を上げ目の前の男性に目を向けた。
 精悍なスーツ姿。最高経営責任者の椅子に長い足を組んで座り、口元で組まれた手は嗤いを噛み殺す様子を隠そうともしない。
 形よい鼻梁、切れ長の綺麗な目。一見怖く見えてしまいそうなその相貌を、昔は細くサラサラとした髪が柔らかく見せていた。
 けれど今は、その髪をほどよくサイドに流してしまっているため、彼を優しく見せる隙が残されてはいない。
 剣呑さだけが漂い、梨花を威圧する。
 五年ぶり、やっと再会する機会を持てた堂崎悠斗は、すっかり変わっていたとしかいいようがなかった。
 そこにいるのは、この数年で急成長を遂げたヴィータ生命保険株式会社、三十歳の若きCEO以外の何物でもない。
 そして、梨花は今、ライバル会社であるライフパートナーズ生命保険株式会社の社長秘書として彼と対峙している。
 彼にしかできない、頼みごとをするためだった。
「簡単なことだろう。おまえが俺に頼みたがっている社長代行という仕事を、俺に『よし、やろう』という気にさせればいい。……できるだろう? “女”なんだから」
 言った直後、悠斗の喉がククッと鳴る。笑いだしたくて堪らないというのが伝わってきて、梨花はカアッと体温が上がるのを感じた。
 彼が言った言葉は明らかに性的な意味を含んでいる。それを思うと、羞恥心をくすぐられずにはいられない。
 悠斗の執務室には、彼と梨花の他に二人の人間がいる。
 悠斗と同年代くらいの眼鏡をかけた堅実そうな男性。
 もう一人は女性だ。二十五歳の梨花よりは年上だろう。艶のある明るいブラウンの髪を少々胸元が開きすぎと感じるカットソーの肩に垂らした、エキゾチックな美人だ。
 男性の表情はマネキンのようにピクリとも動かないが、女性のほうは意味ありげにクスクス笑いだした。
 性的な意味のある言葉を突きつけられて同性に嘲笑されるというのは、こんなにも恥ずかしくて心をえぐられるものなのだろうか。
 悠斗が椅子から立ち上がり、デスクの前に立って身を固める梨花の横へゆっくりと近づく。出し抜けに彼女の顎を掴み、乱暴に自分を仰がせた。
「早い話が、俺に仕事をしようと奮起させる“個人秘書”になればいい。男にソノ気を出させるなんて、お手のものだろう?」
 冷笑と侮蔑の目。
 それを正面から受けて、梨花は泣きたい気持ちを懸命に抑えた。

 ──そこに、彼女が知っている初恋の人の面影は、まったくなかったのだ……。

 

 

 

 面会謝絶、とは。
 簡単にいえば人と会うのを断ること。親族や関係者、ある特定の人物以外との面会を避ける際に使われる。
 会議などの際にも使われるが、一般的に知られているのは病院などで重症の患者が入る病室にそう書かれたプレートが下げられること。
 またそれも、必ずしも重症だからというわけではなく、患者の希望や関係者以外との接触を避けたい場合にも使われる。
 そしてこの病室の主、堂崎善政の場合、極度の疲労による入院のため、後者の事情により面会謝絶の便宜を図ってもらっていた。
 ……の、はずなのだが……。
「いやぁ、そうか、そんなお店があるとは知らなかったな」
「意外ですね、堂崎さんならトレンドとかなんでも知っていそうですけど」
「そんなことはないよ。若い子が多い店なんかは尻込みしてしまうから。興味はあるのだけれど」
「余計に意外です。レストランでもなんでも、入ったことのない店はないって感じなのに」
「相手がいれば……入れるのだけど……?」
 病室の入口で足を止め、梨花は眉を寄せてその光景を見ていた。
 社長であり、梨花のボスであり、そして育ての親ともいうべき善政が、低い位置で髪をふたつに分けてくくった、見るからに清純そうな二十歳そこそこの女の子の手をとって楽しそうに会話をしている姿だ。
 大きな個室の主である善政は、一応安静にしていますとばかりにベッドには入っているものの、リクライニングを思い切り上げ座っているのと変わらない。
 女性はシンプルなブラウスにスカート姿。胸当てがついたエプロンは病院の隣にあるカフェのものだ。
 病室特有の空気に混じるチョコレートにも似た香り。ベッドのサイドテーブルに置かれた大きめのマグカップはカフェのロゴ入りで、椅子には女性のものと見られるベージュのダウンジャケットが置かれている。
 おそらくカフェから出前を頼み、ナースステーションで止められる前にエレベーター前で待ち伏せして病室まで連れてきた、というところだろう。
(ほんっとにもぅ……女性に関しては手癖が悪いというかなんというか、軽いというか節操がないというかっ)
 梨花は軽くひたいを押さえる。
 ライフパートナーズ生命保険株式会社代表取締役社長、堂崎善政、五十八歳。口髭がダンディで温厚な紳士、が売りだが……気に入った女性が絡むと紳士以外のものになってしまうのが困ったところである。
「堂崎さんとご一緒するお相手なら、両手で余るほどいそうですね」
「そんなことはないよ。これでも一途なんだ」
 朝っぱらから放っておいてはいけないムードだ。梨花は素知らぬ顔で部屋に踏みこんだ。
「はいはい、どこへお連れいたしますか、社長っ」
 威勢のよいその声に、善政がギョッとした顔を向ける。こんな姿を誰かに見られたというのが恥ずかしいのか、女性はみるみるうちに真っ赤になって善政の手を振りほどき、ダウンジャケットを手に取って「ありがとうございました。失礼します」と早口で言って部屋から飛び出していく。
「あぁぁ~、かおるちゃ~ん……」
 未練タラタラなのは善政である。情けない声を出して片手を伸ばすので、梨花はその腕をガシッと掴んだ。
「で? 朝食も済んだか済んでないかの時間だと思いますが? わざわざ隣のカフェから出前までとって女の子呼びつけて、なにやってんですか? 入院中なんですよ、それも過労でっ、わかってんのっ、おじさんっ!!」
 途中まで秘書口調だった梨花だが、明らかに最後はプライベートになり“父娘”に戻る。
 長年の経験から、これはまずいと悟った善政は急いで警戒態勢に入った。
「り、梨花ちゃんっ、仕事はどうしたんだい? さてはサボったな」
「これから出勤です。まだ七時半ですよ」
 梨花が機嫌の悪い声を出すせいか、焦った善政は身振り手振りを加えて弁解に走る。
「食事のあと気分がよくてね。甘いものでも飲みたいな~と思って、看護師さんにお許しをもらって隣の喫茶店に配達を頼んだんだよ。二月のバレンタインも近いし、ホットチョコレートが期間限定だっていうから注文してみた」
「甘いものなんて飲まないくせに」
 間違いなくカフェの女の子にちょっかいをかけたかっただけだ。
 そう悟り、梨花はさらにムッとした顔を歪めベッドに近寄った。
 すると善政がサイドテーブルからホットチョコレートが入ったマグカップを手に取り、はい、と梨花に差し出したのである。
「だから、これは梨花ちゃんが飲んでくれ。梨花ちゃんは甘いものが好きだろう? 朝からそんな顔をしていないで、美味しいものでニコニコした顔を見せてほしいな。……最近、忙しくて笑う暇もなかっただろう? 梨花ちゃんがそんな顔しかできなくなるほど忙しい思いばかりさせてしまって、すまないね……」
 これはいけない……。
 たとえるなら、悪戯を叱られた大型犬が「ごめんね、ごめんね」と泣きそうになりながら自分のおもちゃを持ってきて必死に構ってアピールをするような……。そんな健気さを感じる。
 梨花は椅子にショルダーバッグを置きコートを脱ぐと、差し出した体勢のまま待っている善政からカップを受け取った。
「……どんなに忙しくたって……、いいんですよ、別に……。ただ、おじさんが倒れて、どれだけ心配したと思ってるの……。心臓止まるかと思いました。おじさんは……ライフパートナーズの社長だけど……、わたしのお父さんでもあるんですからね……」
 梨花がつらそうに言うと、善政は切なげな笑みを浮かべカップを持つ彼女の手に触れた。
「娘に、心配かけちゃいけないな……」
 娘という言葉は使うが、善政と梨花は本当の父娘ではない。
 善政は梨花をとてもかわいがっている。それは、十五年前に他界した亡き友人の忘れ形見だから。そして、それ以上に深い理由があった。
 ライフパートナーズは、もともと梨花の父親が起ちあげた会社なのだ。業績も軌道にのり拡大を図っているとき、善政が持っていた損害保険会社が倒産の危機に追いこまれていることを知った。
 梨花の父は善政の会社を吸収し、彼を共同経営者として迎えたことで、善政はもちろん彼の会社も社員も救ったのだ。
 そのせいで、梨花は古参の役員や重役に顔見知りが多い。
 善政は梨花の父親のことを、親友であり人生の恩人だと言っている。梨花を引き取ると決めたときも、遺影の前で泣きながら、絶対梨花に寂しい思いや不自由な思いはさせないと誓っていた。
 そこまで言うなら養女として堂崎家に入ってもおかしくはなかったが、善政は梨花を亡き両親の娘としてお嫁に出してあげたいと、あくまで育ての父としての立場をとったのだ。
 善政は梨花の父に恩を感じているが、梨花にとっての恩人は善政のほうである。実の娘だって、こんなに大切にしてはもらえないのではないか。そう思ってしまうくらい、かわいがってもらっているように思うのだ。
 この恩に少しでも報いたい。善政の力になって働きたい。そんな想いもあって、梨花は大学を出て彼の秘書になったのである。
 そしてもうひとつ……。
 こうして善政や会社にかかわっていれば、いつか会えるのではないかという希望を持っていた。
 十歳のときに引き取られてから、兄妹のように育った五歳年上の、善政の一人息子。
 五年前に姿を消した初恋の人。──堂崎悠斗に。
「あっ、美味しい。好きっ」
 ホットチョコレートをひと口飲んで声を弾ませる。梨花のご機嫌が直ったと感じたのか、善政はホッと息を吐いた。
「本当に、心配かけて、すまなかったね」
「心配したのは、わたしだけじゃないんですよ? 会社の社員だってどれだけ心配しているか……」
 善政が倒れたのは一週間前の昼だった。それも多くの社員が行き来する自社ビルのエントランスでである。
 倒れた原因は過労とストレスだという。
 梨花は秘書になる前から、善政は無理をしすぎではないかと感じていた。それこそ五年前に悠斗が姿を消してから、その傾向はさらに強くなっていたように思う。
 倒れてから丸一日は意識不明だった。意識が戻っても憔悴した状態ではあったが、一週間たつと、お目当ての女の子に会う算段をたてるくらいには回復してきたらしい。
 社員が見ているなかで倒れたのだ。社内外問わず話が広まるのは早かった。もちろん安静を重視するためではあるが、見舞客など混乱を避けるためにも面会謝絶の措置がとられ、自由に病室に入れるのは梨花と善政の弟である専務だけ。
 ホットチョコレートの甘さがちょうどよくて身体に優しい。スーッと沁みわたっていく。
 甘味の魔法に騙された気分になりながらも、梨花はやっと笑顔を見せた。
「この先、お仕事で無理はさせませんからね」
「すまない、すまない。お詫びに、退院したら大好きなウサギのぬいぐるみでも買ってあげるから、許してくれ」
「ちっちゃい子どもじゃないんですよっ」
 ふざけて怒った声を出し、梨花はバッグを手に取って椅子に腰を下ろす。マグカップをサイドテーブルに置くと、バッグの中に手を入れた。
「よーしっ、一生懸命元気になろうとする前向きで偉いおじさんには、いい物あげますからねー」
「なんだろう? ビールでも持ってきてくれたのかな?」
「惜しいっ。……はいっ、わたし特製の、ニンニクの醤油漬けです」
 梨花はニコリと笑って小さめの広口瓶を差し出す。中には漬けこまれた小ぶりのニンニクが、たっぷり詰められている。
 作り方はとても簡単で、皮を剥いた小ぶりのニンニクを広口瓶に詰め、お醤油を注ぐだけ。漬かるまで約三ヶ月程度を要するが、お醤油はお料理にも使えるし注ぎ足しも可能。幼いころ、忙しい父の健康のために母が切らすことなく作っていた。
 それを見ていた梨花は、堂崎家に引き取られ中学生になったころから、見よう見まねで覚えていたとおりに作るようになったのだ。
 忙しい善政のため……のはずだったが、いつもそれを食べてくれていたのは……悠斗だった。
 当の善政が食べなかった、その理由といえば……。
「全然惜しくないじゃないか。どうしてそれなんだい?」
「栄養があるんですよ。おじさんは、とにかく休養が大事。体力つけなくちゃ。冷蔵庫に入れておきますよ。ご飯のときに食べてください」
「臭いが……」
「漬けこんであるから気になりませんっ」
 拒否しようとする言葉を抑えこみ、梨花はサイドテーブルの下に設置された小さな冷蔵庫に瓶を入れる。
 善政はニンニクが苦手だ。餃子などの料理でもニンニクが効いていると食べられない。独特な臭いが苦手だという。
 臭いに敏感だといえばそれまでなのだが、ニンニクの醤油漬けはシッカリ漬けこめば独特の味や臭いは感じなくなる。
 おまけに梨花は、臭いを言い訳の材料にする善政のために軽く茹でる手間をかけているので、醤油のにおいしか感じないくらいなのだ。
 先入観と食わず嫌い。それだけである。
 本人に任せておけば、忘れていたとか言って食べずに放置される恐れがある。食事のときに冷蔵庫から出してくれるよう看護師さんに頼もうか。梨花はそこまで考えた。
「うちの娘は厳しいな」
 朗らかに笑う善政が「娘」と呼んでくれる。その気持ちが、引き取られて十五年たった今でも嬉しい。
 善政は昔から梨花にとても優しい。本来、会社では厳しい人なのだ。会社を大きくするために、自分の人生のすべてを仕事に捧げたような人でもある。「社長が笑った顔なんか想像できない」と言う社員もいるくらいだ。
 ──父さんのかわいがりかたは、ちょっと異常だよ。
 あのころ、悠斗がよくそう言ってからかっていた……。
「とにかく、ゆっくり休んでください。わかった?」
 立ち上がり腰に両手をあて、梨花はちょっと威張ってみせる。おどけて眉を上げた善政が、大きく息を吐きやっと観念した。
「わかったわかった。そんなに怒らないでくれ。梨花ちゃんに怒られると悲しくなるよ」
「じゃあ、今くらいは言うことをきいてください」
「言うことをきいて、しっかりと休ませてもらうよ」
「はい、よくできました」
「やっと褒めてもらえた」
 ふたりでアハハと笑い合う。ひとしきり笑い、善政が長い息を吐きながら深くベッドにもたれかかった。上掛けを直して、梨花は蒲団をポンポンッと叩く。
「起きてばかりいちゃ駄目。ちゃんと休んでください」
「ああ、早く元気にならないと。大切な仕事も控えているし」
「仕事のことは考えないで、ゆっくりと療養することだけを考えてください」
「そういうわけにはいかないだろう、月末には……」
「それは大丈夫」
 このままでは本格的に仕事の話になってしまう。気を揉ませたくないと考えた梨花は、右手のひらをピッと立てて制止の形をとった。
「ちゃんと策は講じております。間違いのない案です。でも、しっかりお休みになってほしいので内容は教えませんよ、“社長”」
 秘書の顔で眉を寄せる。善政は笑って観念した。
「私の秘書はおっかないな」
「当然です。今回だって、常々わたしが『休んでください』って言っているのに、言うことをきかないから倒れてしまったんですよ」
「わかったわかった。病人をいじめないでくれ」
「急に病人ぶっちゃって。……でも、わかればいいです」
 にこりと笑ってお許しを出し、梨花はショルダーバッグを肩にかけて善政を覗きこんだ。
「じゃあ、そろそろ会社に行きますね。くれぐれも無理はしないこと」
「ああ、ありがとう」
「とにかく何度も言いますが、ゆっくり休んでください。……おじさんになにかあったら、わたし……また、お父さんがいなくなっちゃいます……」
 最後は小声になったうえ少々深刻だ。善政もなにかを感じたらしく、申し訳なさげに眉を下げる。
「わかったよ。──ありがとう」
 切なげでありながらも、わずかに嬉しそうに見える。それはおそらく、梨花が善政に父親を意識した呼び方をしたからだ。
 素直に「お父さん」と呼んでしまってもいい。けれど、そう呼ぶのは亡き父に悪いからと、善政自身から却下されている。
 ──目の中に入れても痛くないっていうのは、父さんみたいなのを言うんだよ。
 またもや悠斗が言っていた言葉を思いだし、梨花は病室を出た。
 ナースステーションに挨拶をしてから、腕時計を確認する。これから会社へ向かっても充分始業には間に合う時間だ。
 出社したら、昨日悠斗に社長代行の打診に行った結果を報告しなくてはならない。
 もらった返事が返事だけに……、ためらいが走る。

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