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オペラ座の恋人②

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本価格:1000(税抜)

電子書籍価格:--円(税抜)

  • 本販売日:
    2019/04/04
    ISBN:
    978-4-8296-8371-2
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書籍紹介

極上の男に躾けられる快感

世界的企業の御曹司・貴臣に溺愛され、美しく洗練された大人の女性に成長していく結花。なのにセレブすぎる彼との差は、結花の心に影を落とす。せめてそばにいられるペットでいい。切ない想いは貴臣の甘いキスと愛撫で身体ごと蕩けていく。「結花は、私のものだよ。もっと奥にあげるから」独占欲をあらわにした貴臣の甘美な躾に溺れ、本能のまま淫らに酔いしれる情熱の摩天楼。

ジャンル:
現代
キャラ属性:
クール
シチュエーション:
玉の輿・身分差 | 年の差 | 甘々・溺愛 | 船上・旅もの | お風呂・温泉
登場人物紹介

久世貴臣(くぜたかおみ)

世界進出を果たしているグローバル企業・CUSE創業本家の御曹司。高級酒を好み、クラシック音楽鑑賞が趣味。

鳴海結花(なるみゆか)

平凡な女子大生。クラシック音楽をこよなく愛する21歳。夏休みにヨーロッパに一人旅に出かけ、貴臣に出会う。

立ち読み

「……私の大事なウサギに、誰かの手垢が付いたりしなかったか」
 じっと顔を覗き込みながらむしろ静かに問いかけると、黙って目を逸らした結花が小花模様のワンピースの裾をぎゅっと握り締める。
「……大したことじゃ、ないです」
「言ってごらん」
「手を、……掴まれました」
 すぅと、貴臣の目が細められる。手か。手。
 手だけならまあいいか──なんて、思えるはずがない。護衛も、このことは自分に報告しなかった。見ていないわけはないのに。
「──どっちの手?」
「……、左、です」
「手を出して」
 すい、と差し出された手首を掴み、袖をまくり上げる。
 露出させられた手首を見て、あ。と結花が小さく声を上げた。
「どうした?」
「時計……外して置いてきちゃった」
「時計の心配をしている場合か?」
 ほっそりした手の甲に指先を這わせ、筋を伝ってゆっくりと手首に浮いた骨の形をなぞる。ぴく、と一瞬小さく震えた結花が、くすぐったい、と手を引っ込めようとした。それを許さず、貴臣はそっと握った手を己の口元に引き寄せて、恭しい仕草で唇を押し当てた。それを間近に見た結花が、恥ずかしそうにほわっと頬を染めるのをじっくり鑑賞しながら、低く呟く。
「……周りからは、仲良く手を繋いでいるように見えただろうな」
 何が気に入らないといって、あの甥は結花と年齢の釣り合いが取れているため、人前でそんな行為に及んでも誰にも違和感を抱かれることがないという事実だ。自分はこんなに人目を忍んで大事に隠しているのに。
「そんなこと、ない……! だって、結構頑張って振りほどこうとして、」
「でも振りほどけなかったのか」
 貴臣の顔にうっすら浮かぶ笑みが、あまり性質の良くないものだと結花にはもうわかる。
「バスタブにお湯を張っておこう。……綺麗に洗ってあげるから」
 お風呂は大好きだろう? と囁く唇に手の甲をきつく吸い上げられ、一瞬の痛みと同時にずくん、とお腹の奥が奇妙に重く熱くなる。押し当てられた唇から舌が伸ばされ、こびりついた何かをこそげるように圧力をかけて舐め回されて、ふるふるっと甘い戦慄が腰から背中へ這い上がった。見ているだけで頬に血の気が上ってくるのを、自分では止めることもできない。
 か細い手首の骨や筋を薄い皮膚の上から甘く噛まれて、ごり、こりゅ、と咀嚼するように顎を動かされる。食べられる。骨までしゃぶり尽くされてしまう。
「……たっぷり舐めて消毒してから、洗ってあげる。指を絡められたのなら、こうやって」
 引き寄せたままの結花の手から伸ばさせた薬指を、ぬるりと側面に舌を絡みつかせながら貴臣が口の中に含んだ。反射的にくしゃりと歪んだ結花の顔が、ますます真っ赤に染まっていく。
 足指を愛撫するのと同じように、丁寧に執拗に指全体へねっとりと舌を這わされ、濡れた粘膜に包まれながら緩急をつけて吸い上げられ、歯で軽く扱かれる。手足の指でなぜこんな感覚が湧き起こるのか、結花にはさっぱりわからない。──わからないけれど、身体の奥がヒクつきながら重く疼いて、いてもたってもいられない。
 膝の上に座ったまま片手を弄ばれているだけなのに、いつしかはぁはぁと、熱く忙しない呼吸が唇をからからに乾燥させていた。そこを無意識にぺろりと舐めた結花を、指を咥えたままの貴臣がじっと見上げて微かに目を細める。いやらしい顔だ、と囁く声が耳に響いたような気がして──呆けたようにだらしなく唇を開いたまま、あまりにも淫靡な笑みに陶然と見入ってしまう。
 結花の視線を搦め捕ったままの貴臣が、口からゆっくりと唾液にまみれた指を引き出す。熱のこもらない冷ややかな眼差しが、今は焦げ付くような熱い焔を揺らめかせて結花を射貫く。
 稀有な美貌を誇る最上級の男が、自分の身体の一部を熱心に愛撫し、奉仕するように唇や舌を蠢かせる。そんな淫らなことをしていてもやはり男の顔は美しくて、見ているだけで結花の心臓は激しく鼓動し、ぞくぞくと全身の毛が逆立つほど興奮してしまう。それだけではない、もぞりと膝を擦り合わせるだけでわかってしまう。
 左手以外の場所には全く触れられていないはずの結花の身体は、いつの間にか勝手に溶け出して蜜を滲ませ、いつでも男の熱を迎え入れられるようにと準備を整え始めている。──欲しがりすぎだ。恥ずかしくていたたまれない。
「……ッ、貴臣、さん……っ」
 っは……、と熱のこもった息を吐き出しながら、結花がそっと懇願した。だが、男はまだ左手を、左手だけを責めるのをやめようとしない。
「よその男につけられた手垢は、すぐに洗って消毒しないとね。しみついたら厄介だ」
「貴臣、さん、ねえ……っ」
「明日は一限からだろう。寝る時間を確保したかったら、おとなしく言うことを聞いた方がいい。さあ、バスルームへ行こうか」
 言うことを聞いたところで、満足に眠らせてもらえるとは思えない。
 ……はい、貴臣さん。と頷いて、結花は早々に諦めた。どのみち、こんなことをされるとすぐに火がついてその気になってしまうはしたない身体が、そのままで眠れるとは思えない。
 膝の上に乗った身体をそのまま抱き上げられたが、湯に浸かるまで待つこともできなかった。
 真っ白なバスタブに湯を張る間、広々としたバスルームの鏡の前で、中途半端に脱がされながら手だけでなく身体中をまさぐられて。
 恥ずかしい、見たくない、嫌、と必死に顔を背けると、じゃあこうしておこうかと後ろから大きな手で目隠しをされる。そのままの状態で器用に下着とタイツをずり下ろされ、既に硬く膨れ上がっていた灼熱の塊を背後から秘裂に押し付けられた。そこがとっくに熱く潤っていることなど、貴臣にはお見通しだったに違いない。
 そのまま一気に押し開かれる衝撃を予測して大きく息をのんで身構えたのに、すぐには与えてもらえなかった。入り口をごく浅く抉りながら、剛直の先端で敏感な肉芽を暴き立てるように突き上げつつ、溢れた蜜でぬるついた秘所の表面だけを生身の肉が何度も前後に擦り立てる。浅ましい自分の姿が視界から隠されたおかげか、その感覚だけで頭がいっぱいになってしまう。
「あ、ぁ、や、も……ッ、それ、んんんっ!」
 いや、と何度も口走りながらも、前後する動きに合わせて腰が揺れ始めるのを止められない。蜜口にくちゅんと浅くはまり込んだ先端をそのまま胎内までのみ込もうと、ひどく淫らな体勢で尻を突き出してしまう。ピンと伸びた両脚はとっくに爪先立ちになって、両手が真っ白になるほどきつく大理石のシンクの縁を握り締めている。
「……とても、素敵な眺めだ」
 欲情しすぎて軽く息の上がっている貴臣が、くすりと笑いながら呟いた。ぎくりと身体を硬直させた結花の目元を隠す手にそっと力を込め、いつの間にかぺたりと伏せられていた上体をぐいと起こさせる。ダウンライトに照らされて、首輪のダイヤが虹色に眩しく煌めいた。
「や、やだ、見ちゃだめ……ッ」
「結花は見ないでいいよ。私は一人で勝手に好きなだけ眺めているから、結花はそうしていやらしい格好をしておいで」
 ホックを外しただけで中途半端に胸に引っかかっているブラの縁で、ぷつりと勃ち上がった先端の肉粒が薄いポリエステルの布地を卑猥に押し上げている。焦れて揺れる腰を押さえていた手を上に滑らせ、ワンピースの前ボタンをいくつか外すと、結花が逃げるように更に背を反らして身体をねじる。

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