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超・運命婚!
リゾートで出会った御曹司社長との恋は東京で本物の愛に変わりました。

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書籍紹介

運命の赤い糸が導く、胸キュンラブな幸せ!

「君は運命の女性だ」南の島で出会った雄一郎に荒々しく胸の頂を嬲られ、里穂は喘ぎを漏らしてしまう。熱い楔で最奥を激しく突かれれば、何度も絶頂を迎え……。旅先の恋なんて東京に戻れば冷めるはずなのに――転職先の社長がなんと雄一郎で!? 「ずっと探していたんだ。もう逃がさない」熱く蕩けるようなキスで愛しい想いが燃え上がって! 奇跡の再会&ときめきラブ!

ジャンル:
現代
キャラ属性:
社長・セレブ
シチュエーション:
玉の輿・身分差 | 年の差 | 甘々・溺愛 | 船上・旅もの
登場人物紹介

仁科雄一郎(にしなゆういちろう)

生真面目で見目麗しい大手通販会社の御曹司。ワーカーホリック気味で強制的に休みを取らされ、南の島に滞在していた。

岡崎里穂(おかざきりほ)

頑張り屋で明るい性格で、少々お節介。ブラック企業勤めしていたが、退職。南の島の叔父のペンションの手伝いをしている。泊まりに来た一風変わった客の雄一郎が気になるが……。

立ち読み

 仁科さんに抱えられるようにして、ペンションへと引き返す。そして彼の部屋へ入るなり荒々しく唇を塞がれた。
「んんっ……!」
 二度目のキスに、もはや遠慮はなかった。
 強引に入り込んだ舌が、我が物顔で私の中を動き回る。何度も角度を変えながら歯列をなぞり、口蓋をくすぐり、執拗に快感のスイッチを見つけ出そうとするかのように。
「あふ……んんっ、やぁっ!」
 すでに身体の奥に生じた快感の炎は、激しいキスに煽られ、私の身体からどんどん抗う力を奪っていく。
「や……ちょっと待って……」
「待てない」
 私の気が変わったと思ったのか、背中に回された腕の力は緩んでくれない。
「あっ……」
 不意に、髪をひとつに束ねていたゴムが力任せに外され、ばさりと背中に髪が落ちた。
「ちょ……」
「解いていた方がいい」
「ん……あぁ……っ」
 僅かな呼吸すら奪い取る激しさに翻弄され、思考を放棄してしまいそうになる。けれど私には何もかもを委ねるわけにはいかない事情があった。
「……ねえっ、ちょっとがっつきすぎ」
 胸に手をついて唇を引き離せば、仁科さんは心外だとばかりに眉を顰める。
 一度は許したのに急に気が変わったのか。そんな風に責めるような視線を向けられれば、私は悪くないのに言い訳しなくてはと考えてしまう。……完全にブラック企業勤務の思考だと苦笑いが口を歪めた。
「シャワーくらい浴びさせて。あと、窓も……」
 海から帰ってきて軽く着替えはしたものの、さすがにこんな場面で潮にまみれた状態は勘弁してほしい。
 それに開いたままの窓も気になる。おかげで昼間の熱気が部屋にこもらずに済んだのはいいものの、これから抱き合うにはあまりに開放的すぎる。
「断る」
 仁科さんはにやりと不敵な笑みを浮かべるなり、私をベッドへと押し倒した。
「きゃあっ!」
 仰向けになった私に仁科さんはすかさず覆いかぶさり、まるでベッドに縫い付けるように動きを封じられてしまう。
「人に聞かせる趣味はないの」
「どうせ波の音で誰にも聞こえない」
 浜に隣接しているこの宿では、窓を閉めていても絶え間なく寄せては返す波の音が聞こえてくる。よほど近くに来なければ聞こえることはないだろう。
 けれど近隣の宿泊客が浜辺で夜の散歩をしないとは限らない。
「頼む、今度は俺の好きにさせてくれ」
 欲望を露わにした声を耳元に注がれて身体の奥が疼いてしまうのは、男を知る女の性なのかもしれない。
「あぁんっ!」
 温かく湿った彼の舌が、首筋をまるで味わうように這っていく。そのなまめいた感触に背筋をぞくぞくと悪寒に似た感覚が駆け上がった。
「……海の味がする」
「やぁ……汚い」
「汚くない」
「あぁん……」
 肌に残った潮の名残を、仁科さんはうっとりとした様子で味わっていく。それはどこか、昼間の楽しんだ時間を惜しんでいるようにも思える。
「んぁ……」
 ざり、と仁科さんの舌が肌を撫でるたびに甘い声が漏れる。自分が意識もせずこんな声を出せることに、私は内心驚いていた。
 これまで付き合った相手はふたりいた。酒やその場の勢いで抱き合った経験はこれまでないから、経験だってそれきりだ。
 初めての相手は大学に入学してすぐ知り合った同級生だった。
 お互い新しい環境と、親元を離れた解放感から少し羽目を外したがった時期だったこともあって、長続きはしなかった。
 ふたり目はサークルの先輩で、こちらは二年続いたけれど、私が就職して忙しくなったことが原因で自然消滅している。
 どちらも好きで付き合った相手なのに、会ったばかりの仁科さんは彼らよりもずっと上手に、私の中の官能を引き出してしまう。
 いや、すでに三十路を越えているだろう仁科さんと若い元彼たちを比べてどうするのだ。そもそもの経験がきっと違いすぎる。
「……里穂は、セイレーンのようだな」
 ギリシア神話に登場する化け物に例えられて、思わず笑ってしまう。
「私は別に歌ってないけど?」
 セイレーンは見事な歌声で船乗りたちを惑わし、遭難させた挙句食い殺してしまうという怪物だ。上半身は女性、そして下半身は鳥や魚の姿をしているとされる。
「歌わずとも、その声に俺は惑わされっぱなしだ」
「……っ、もう! 案外口が上手なのね」
 四角四面な人かと思っていたのに、こんな詩的なセリフを言えるなんて。少し感心してしまった。それだけ、私を求めてくれているのだろうか。
 私を必要だと、愛おしいと思ってくれるのならば、全てをあげよう。……そのかわり、私も彼の全てをもらう。
 彼の肩に手をかけ、その身体をぐいっと引き寄せた。
「じゃあ哀れな男は私が美味しく食べてあげる」
 私は男を甘い声で惑わし喰らい尽くすセイレーン。疲れた無職の女じゃない。
 私から求めるように唇を合わせる。先程まで彼に与えられた快感をそっくりお返しするように、歯列をなぞり、口腔を撫で上げ、舌を擦り合わせた。味わうための器官から伝わる彼の熱や味を、ひとつ残らず食べ尽くしてしまうように。
 そんな欲望が自分の中に潜んでいたことに、目の前のご馳走に没頭しながらも、驚く。
 多くはなくとも、男性経験はある。けれどこれまで付き合った人のことを貪ろうと思ったことなどない。
 もっと、もっと欲しい。

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