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書籍紹介

一生に一度の運命の恋

事故で失明寸前だった隼世と恋に落ちた結衣。名乗れないまま彼に初めてを捧げるも、手術のため離ればなれに。半年後、快復した隼世と再会すると、なんと彼には婚約者が……。身を引こうとしたけれど、結衣に気づいた隼世にキスされて!? 「きみの唇を覚えている」狂おしく全身を愛撫されれば、心まで蕩けて――。想い続けることで起きた奇跡。切なく情熱的な純愛物語!

ジャンル:
現代
キャラ属性:
社長・セレブ
シチュエーション:
玉の輿・身分差 | 年の差 | 幼馴染・初恋の人
登場人物紹介

東条隼世(とうじょうはやせ)

高級ホテルグループの社長。事故で視力を失いかけ、悲観的になっている。北海道で結衣と恋に落ち、東京で視力回復手術を受ける決意をする。

千原結衣(ちはらゆい)

北海道で一人きりの生活をしていたところ、隼世と出会う。彼の世話をするうちに惹かれて、結ばれるが……。

立ち読み

「かわいい声だ。なあ、わかっているのか? 俺は今夜、きみを帰すつもりはない」
 そう言われても、結衣とて特に土曜の夜に予定がありはしないのだ。誰が待つわけでもなければ、結衣が帰宅しないことを心配する者もいない。
「わ……かって、ます。平気……ですから……」
 気をつけていないと、自分でも恥ずかしくなるような声が出てしまう。結衣は、喉の奥に力を込めて、懸命に言葉を紡いだ。
「へえ? いつも、夜になる前に帰ってしまうくせに、今日は平気だとはな。それとも、今夜はきみの恋人はどこかに出かけているとでも?」
 恋人。
 予想もしない単語に、結衣はびくっと体を揺らした。
「そ、そんな人、いません」
「だったら、なぜいつも同じ時間になるときみは急いでこの家を出ようとしたんだろうな。まあ、嘘だろうとかまわない。きみは親切で慈悲深い女性なんだろう。多少の嘘くらい、俺じゃなくたって見逃すさ」
 それは、結衣が定時制の高校に通っているからだ。だが、彼は個人的な話を聞くことを嫌がった。それゆえに、自分の事情を話さずにいたまでのこと。
 ──なのに、恋人がいると思われていたんだ……
 つまり。
 この行為は、彼にとってあくまでもただの慰めでしかないということが、結衣にも伝わってきた。
 ならば、恋人がいないどころか、今までいたこともないなんて、いちいち説明したところで無駄だろう。彼にとって、それは知りたくもない情報だ。
 黙り込んだ結衣を喘がせようというのか、彼は強引にブラウスの裾をスカートから引っ張り出す。熱い手が、腹部に直接触れた。
「っ……ん……」
 体をよじろうとしたところを、ぐいとベッドに押し戻される。逃がさない。彼の無言の圧力に、結衣は唇を噛んだ。
「今さら逃げようとしたって無駄だ。俺は、きみを抱く。なあ、どうしてきみは今まで、あんなに献身的に俺に尽くしてくれたんだ? こうして、俺と一夜を過ごしてくれるのはどうしてなんだ? 同情か、哀れみか、それともかわいそうな男に餌をちらつかせて楽しんでいたのか?」
「……違います」
 ──だけど、そう思ってくれてもかまいません。
 後半は、声に出せなかった。きっと、言葉にしたら泣いてしまう。
 彼の指先が、苛立っている。
 望んだとおりのことをしているのではないのだろうか。あるいは、こうして結衣に触れているのも、ほんとうに彼がしたいことではなかったのかもしれない。
「だったら、なぜそんな悲しそうな声を出すんだ。俺は──俺は、きみといるのが好きだった。きみの小さな声に耳を澄まして、時折触れる肌の感触に柄にもなくときめいたよ」
「……っ、そんな、こと……」
 指先が、ブラジャーのふちにかかる。
 いつの間にか、ブラウスのボタンはすべてはずされていた。
「見えなくたって、触れればわかる。きみの体は、俺を求めている。そして俺も、きみを求めていた。こうして、きみの胸に触れたいと──きみの体を味わいたいと何度も思った。それを知っていたんだろう」
 ブラジャーの裾野から、ぐいと手のひらが胸を押し上げる。すると、やわらかな膨らみがいっそう盛り上がり、その谷間に彼が顔を埋めた。
 唇の湿った感触。それに続いて、乳房にピリッと痛みが走る。
「ゃ……痛いっ……」
 きつく吸い付かれて、柔肌に赤い花のような痕跡が残った。
「お、お願いです。わたしのことはどう思ってもかまいません。だから……」
「だから?」
「……優しく、してください……」
 涙声の懇願に、彼がせつなげなため息を漏らす。めくれあがったスカートからあらわになった内腿に、彼の下腹部が当たっていた。ため息とともに、彼の屹立した昂りがぴくっと震える。
「そんなかわいいことを言われて、嫌だなんて言えそうにない。ずるいな」
「…………ごめんなさい」
「謝ることじゃない。たしかに、きみの言うとおりだ。優しくしよう。そのほうが、お互いに楽しめるはずだ」
 彼が、唇を求めて顔を近づけてくる。けれど、この距離でもはっきり見えないのか、顎先からたどるような動きで結衣をたしかめていく。
 外は雨。
 厚い雲に覆われた空は、夕暮れ前だというのにひどく暗い。カーテンを閉めたままの寝室に、ふたりの吐息が淫靡にこもっていく。
「華奢な体だとは思っていたけれど、ほんとうに細いな」
 喉に軽く歯を立てて、彼がかすれた声で言う。
「それに、かなり辛抱強い」
 声を出さないことを指して、彼はブラジャーの上から胸の先端をきゅうとつまんだ。
「ぁ、あっ……」
「だが、ここは我慢できないのか。敏感で、魅力的な体をしている」
「……っ、や、わたし……っ」
「直接、触れてほしい?」
 布越しでも、敏感な部分が硬く凝っていることが見抜かれていた。彼は、左右の胸の頂点を爪弾くようにして刺激してくる。
 そのくせ、直接触れてほしいかと尋ねておきながら、結衣の唇をキスでふさいだ。返事なんて、できない。絡む舌がせつなくて、泣き声がこぼれないよう必死だった。
「っふ……ぁ、あ……」
「もっと聞かせてくれ。きみの声は、俺をおかしくさせるらしい」
 背に回された彼の手が、たやすくブラジャーのホックをはずす。カップがずらされ、乳房があらわになっても、結衣はキスに喘がされていた。
「やぁ……っ……、あ、あっ」
 キスが終わった刹那、彼は貪るように胸元に唇を這わせる。
 初めて触れられる体は、こわばって思うように動かない。
「ああ、もうこんなになって。きみも、感じてくれているんだな」
 膨らみごと食べてしまうように、男は大きく口を開けて胸の頂に吸い付く。色づいた先端は、粘膜で引き絞られてせつなさに腰が浮いた。
 ──嘘、こんな……こんなに気持ちいいだなんて……
 雨の香りと彼の香りが混ざり合って、結衣の肌を濡らしていく。それは、舐めしゃぶられている部分だけではなく、まだ触れられてもいない秘めた場所も同様だ。
 きゅっと左右の内腿をきつく閉じていても、脚の間が蕩けていくのを止められない。片手で乳房を揉みながら、もう一方を激しく吸ってくる彼に、結衣は必死ですがりついた。
「お願……、ぁ、あっ」
「駄目だ。もう、きみのお願いは聞かない。やめてあげるなんて、俺には無理だよ」
 ぢゅぅ、と音を立てられ、そこから心が吸い出されてしまう。痛いほどに感じた胸の先を、彼は舌で淫らにあやした。
「かわいい。もっと食べてしまいたい。ああ、反対も……」
「ひぅっ……。あ、あっ!」
 唾液で濡れた乳首を指で転がし、彼は反対の乳房に舌を絡めた。ねっとりと根元から先端までを何度も往復されて、知らず知らずのうちに腰が揺らいでしまう。
 ふいに、彼が胸に吸い付いたままで、ぐっと顔を上げる。
「あっ……やぁ……っ! 引っ張っちゃ、嫌っ……」
 はしたなく形を変える乳房が、彼の愛撫に感じている自分を自覚させた。
「ハ……、見えなくてもいいなんて、嘘だ」
 彼は胸から顔を上げると、吐息混じりに言う。
「今、きみがどんな顔をしているのか、見たくて仕方がない。俺に舐められて、感じさせられて、どんなかわいい顔をしているんだろうな」
「……ふ、普通です。ぜんぜん、かわいくなんか……」
「へえ? だとしてもかまわない。俺が見たいのは、きみだけだ。きみが見たい。俺に乱されるきみを見たい──」

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