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いとしの花婿サマ♡
突然求婚してきたキラキラ王子さまにめちゃくちゃ愛されて幸せですっ!

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本価格:600(税抜)

電子書籍価格:--円(税抜)

  • 本販売日:
    2018/03/05
    ISBN:
    978-4-8296-8332-3
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書籍紹介

本物の王子様が現れた!

「私はあなたの許婚です。いますぐ結婚してください」突然家にやってきた金髪美形の王子様からプロポーズされた由衣。冗談かと思ったら、怒涛のような愛の言葉と情熱的な眼差しは真剣そのもの。「淫らで素敵な私のプリンセス」敏感な肌を辿る長い指、甘く蕩けるようなキスに溺れてしまいそう。愛される悦びに包まれる、押しかけ花婿×真面目女子の幸せMAXv結婚物語!

ジャンル:
現代
キャラ属性:
王子・王族・貴族
シチュエーション:
玉の輿・身分差 | 甘々・溺愛 | 新婚 | 船上・旅もの
登場人物紹介

アレックス・ザリアス

ヨーロッパの島国の第三王子。ある日突然、薔薇の花束をかかえて由衣の家にやってきてプロポーズをする。超絶美男子。

桜庭由衣(さくらばゆい)

会社都合でリストラされ、現在家事手伝い中。地味でモテない二十四年間だが、逞しく生きている。

立ち読み

「由衣、すごく可愛い。真っ赤になってるね。照れてるの?」
「だって……」
 アレックスの指先が、由衣の喉を柔らかくくすぐる。手のひらで頬を撫で、ゆっくりと顔が近づいてきた。
 キスが、そっと、降ってくる。
「……ん、アレックス」
 人生二度目のキスの相手もアレックスで、そして最初のキスよりもっと気持ちがいい。舌が由衣の口腔を舐めまわす感触に、ぞくっと背中が震えた。
 何度も味わうようにキスをして、舌先で由衣の舌をからめとっていく。濡れた舌の感触に不慣れで、でも心地がよくて、由衣は泣きそうになった。
 由衣を抱擁したまま唇を離し、アレックスがひそやかな声で言う。
「この服、由衣にとても似合っている。ただ──セクシーすぎるかもしれないね。由衣の肌の綺麗さが目立つし、無防備だ。こことか」
 そう言って、アレックスは由衣の鎖骨にちゅっと軽く吸いついた。
「ここも」
 片手で由衣のワンピースの胸元の布をぐいっと下げた。わずかに覗いた胸の谷間に、アレックスがキスを落とす。ふわっとそこが甘く痺れ──触れられていないのに、胸の先がじんっと疼いた。
「──きゃっ……やめてください」
 ──って、わたし。「きゃっ」ってなんだ。どこから声が出た。いま!?
 普段そんな声なんて出したことないのに。
 自然にはね上がった声の女の子っぽさに驚く。
 アレックスにくちづけられたことと、自分の身体の反応の両方が、由衣の心臓の鼓動を速めている。
「やめない。由衣の可愛いところたくさん見たい。見せて」
 アレックスが艶っぽい双眸を由衣に向け、煽るようにして言った。
「見せて……って、そんな。だいたいわたしちっとも可愛くないですし……可愛いの基準、ちょっと変」
「そうかな。好きな女性が自分とのキスで初々しく震えているのを見て、可愛いと思わない男はいないんじゃないかな」
「……っ」
 アレックスの手が由衣の胸先を這う。やんわりと揉みしだかれ、下着のなかで乳首が固く尖りだす。固くなったそこを指で押し戻し、爪で引っかく。
 そうされると身体に快感の電流が走り抜け──膝裏から力が抜けて、立っていられなくなった。
「わっ。もうっ……本当に……」
 由衣はアレックスにしがみついた。
 ──ちょっと、わたし、たやすすぎない? ちょろいよね。キスだけでこんなにぐだぐだになって。
「こんなに感じやすいと──やめどきがわからないな。由衣は魔性だね」
「ま……魔性? わたしから一番縁遠い言葉よ、それ」
 しかし──相手によっては「失礼な」と感じられるそんな言葉すら、アレックスに優しく言われると甘い言葉に聞こえてしまい……。
 くたりとなってアレックスの胸元に額を押しつける。そっと抱きしめられ、アレックスの香りに包まれる。コトコトと鳴る自分の心臓の音に耳を澄ませる。なんだか身体がふわふわする。
 ぎゅっとつかんだアレックスの上着にしわが寄る。触り心地のいい上質な布地。由衣は視界に映った、上着のしわでやっと我にかえった。
「すみません。やだ。せっかくの素敵なスーツにしわが」
「この程度ではしわになんてならない」
 アレックスが含み笑いでそう返し、離れようとする由衣をさらに強く抱きとめた。
「でも──そうだね。由衣の服が、気になるな。このあとは家族で食事なんだし」
「そうですよ。わたしのワンピース。これがしわだらけになって帰ったら、うちの父になにを言われるか──」
 なにを想像されるか……たまったものではない。あの父なら「由衣ちゃん、服がしわになるようなこと、なにしたの」くらい平気で聞いてくる。素で。
「そうだね。じゃあ──」
 離してくれるだろうと、思ったのだ。
 それじゃあここで悪戯はおしまいにして、と抱擁する腕を解いてくれるのだと。
 しかしアレックスは由衣のワンピースの背中のファスナーに手をかけ、一気におろした。ジャッという音がして、ワンピースがはらりと床に落ちる。
「きゃあっ」
 アレックスは、両手で胸元を隠し狼狽える由衣を軽く抱え上げ、傍らのベッドへとそっと横たえた。由衣の身体の下で固めのスプリングがぎゅっと沈んだ。
 アレックスは腰を屈め、由衣のワンピースを拾って、玉砂利のまわりの低い赤い欄干へさっと投げかける。そして自分の服も脱ぎ捨てた。由衣に見せつけるようにしてネクタイを解き、スラックスを脱いで──下着一枚になる。
 目をそらすべきなのに、そらせなかった。適度に筋肉のついた綺麗な身体だった。そのまま美術館に陳列されてもおかしくないくらい。ボクサータイプの下着の前布を押し上げている屹立に気づき、由衣はそこでやっと視線をはずす。
 鼓膜の側に心臓がせり上がってきたみたいに、自分の鼓動がドキドキとうるさい。
 アレックスが由衣の上にゆっくりと覆い被さった。
「わたし、キスもはじめてだって……言いましたよね」
 自分の上にのしかかる男に、上目遣いでそっと訴える。
「ああ。聞いている」
「今日出会って、今日こういうことになるのは、早すぎるし──恥ずかしいし──」
 ──今日つけてる下着だって、清潔だけど、どうでもいい下着だし。もっとこう勝負下着的なものにすればよかった。……ってそんなことにこだわってる場合じゃないのかな。
 必死で胸をガードしていたら、アレックスの指は由衣の下腹を辿りだす。
 身体を捻ったけれど、アレックスの身体の下から逃れられない。力尽くというほどでもないのに、たやすく抵抗を封じられる。
 アレックスは由衣のこめかみにキスをする。それから耳朶に。懐いている獣みたいに、由衣の耳をぺろりと舐め、甘く噛む。痛くない程度に、じゃれつくように噛まれ、そこから快感が伝わってくる。
「──っ、アレックス……」
 吐息をかけられると、感じてしまう。
 下着だけでアレックスに組み敷かれているのだというリアルが、由衣の身体をさらに感じやすいものにしている。羞恥と動揺と好奇心。男の人の肉体の重みと、匂い。触れる箇所から伝播される体温。
 頬にくちづける。それから唇にも。
 優しく髪を撫でつけ、あやすようにしてキスの雨が降ってくる。
 触れられると身体だけではなく、心まで震える。磁石の互いの極が貼りつくように、アレックスの指先や唇と、由衣の肌はとても馴染んだ。くっついて、そのまま離れたくない。触れられるとピリピリと快感が走っていき、身体を甘く蕩かせる。
 アレックスはキスをしながら、由衣の下肢をゆっくりと撫でさする。閉じた足のあいだに指を滑り込ませ、上下に擦られると、奥がじわっと濡れてくるのがわかった。
 ショーツの布地を濡らし、蜜が溢れてくる。
 身体がわずかに跳ねた。
「ここじゃ、やだ」
 拗ねた声が、出た。
 はじめてなのに──なんて言うのは処女の幻想だろうか。こんなに手早く、出会ってすぐに、ラブホテルでなんて嫌だ。けれど自分自身に、脳内で、冷静につっこみも入れてしまう。じゃあどのタイミングで、どこでだったらいいの? デート何回からだったら許すとか決まりがあるものなの? 初体験に夢を見ているってことなの? 乙女な発想すぎて恥ずかしくない?
 さらに、気持ちの一部と身体は「いま──ここでしちゃっても、いいよ」と許可しているのだ。
 ──ここで、しちゃえたらラクなのかも。
 こんなふうに求められたことは、いままでなかったから。流されるままって、なんてラクなんだと思う。好きになったかもと感じたまま、アレックスの勢いにまかせて、手を引きずられてベッドと快楽の世界に飛び込んでしまいたい。

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