新しくカートに入れた電子書籍 すべて見る
カートを見る 合計金額(税込)0円
新しくカートに入れた電子書籍 すべて見る
カートを見る 合計金額(税込)0円

お世話します、お客様! もみじ旅館艶恋がたり

本を購入

本価格:620(税抜)

カートに追加しました
電子書籍を購入

電子書籍価格:620円(税抜)

獲得ポイント:6pt
電子書籍を閲覧するにはビューアアプリ「book-in-the-box」(SHARP)をインストールしてください。
書籍紹介

イケメン実業家×純情仲居
温泉街で愛に溺れる四日間

「君に会いたくてこの宿に通ってたんだ」常連客・霧島の熱烈告白で、旅館仲居の生活は一変! 実は悠里も彼を密かに想っていて――そのまま溺愛へまっしぐら。食事中に悪戯され、露天風呂に一緒に入ったり、キスマークを身体中に……これじゃお仕事になりません!? 三泊四日執着愛に翻弄されて、蕩ける湯の里恋物語! 東京での二人を描いた番外編収録♪

ジャンル:
現代
キャラ属性:
社長・セレブ
シチュエーション:
オフィス・職場 | 甘々・溺愛 | お風呂・温泉
登場人物紹介

霧島聡

若き実業家。就職と起業の間で迷っていたときに「もみじ」に宿泊、悠里に出会う。

一ノ瀬悠里

旅館「もみじ」の仲居。ドジなところもあるけど一生懸命な頑張り屋。聡からは「ゆーり」と呼ばれている。

立ち読み

 「ねぇ、今夜、僕のものになってよ。焦らされるのはもうたくさんだ」

 全身で霧島の重みを感じて、悠里は「ああっ」と小さく声を上げた。苦しいほど抱きしめられて、服をずらすようにして彼が首筋に吸い付いてくる。
「じ、じらす? わたし、じらしてなんか…………」
 焦らしてなんかいない──そう言おうとした唇はあっという間に塞がれ、舌先をくちゅくちゅと擦り合わされる。
「ぷはぁっ、あ……」
「昼間、僕にキスしてきたくせに……あれで焦らしてないって? 嘘つき」
「あ、あれは……」
 あのキスは「事故」。
 本当に何の意図もなく、偶然に触れ合ってしまっただけなのに、焦らしていると言って彼は悠里を責める。その責めは言葉だけでなくキスにも現れて、噛み付くような荒々しいものに変わっていった。
「ンンンっ! ん──っ!」
 両手をシーツに縫い止められて両脚をバタつかせると、ブーティが片方ずつ床に落ちた。
 それでも彼は離してはくれない。それどころか、全身を預けるようにして身体を重ねてきた。
「もしかしてって期待したり、いやいや、こんなにかわいい子には彼氏がいて当たり前だろ、なんて悶々としたりしていた僕の気持ちがわかる? こっちはずっと探り入れてるのにさ」
 ぷぅーっと頬を膨らませながらも、彼はどこか楽しそうに笑っている。
 額を重ねて、唇が触れ合う距離で打ち明けられた心の襞に驚いて、悠里の目がだんだんと見開かれていった。
(さ、探り?)
 彼がそんなふうに思っていただなんて知らなかった。探りなんていつ入れられた?
 そんな気持ちを見透かしたように、霧島は悠里の顔を覗き込んでくる。
「やっぱりわかってなかった。──キスして、男心を煽るだけ煽っといて、自分はいつも通りに振る舞うんだから、一ノ瀬さんは結構酷いよね。帰りが二十二時だって言うから、待ち伏せしてみようかと思って外に出たら、勝手に他の男に告られてるしさ」
(待ち伏せ? あれって、待ち伏せだったの!?)
 予想外の告白に頭がついていかない。
 黒川と一緒にいたとき、霧島が現れたのは偶然ではなかった? 彼はもみじ回廊へ観光に行っていた帰りではなかったのか。
 確かに、仕事の終わりの時間を彼に話したような気がする。そうだ、あれはライトアップの時間を聞かれたときだ。
「──っていうか、誰? アイツ。あんなやつ、僕は知らないよ? 一ノ瀬さんは僕のなのに! ああ?思い出したらなんだか腹が立ってきた!」
「あ、あの人は、板前の黒川さんです。同僚で……」
「同僚!? 四六時中一緒じゃないか! 羨ましい!」
「えっと……四六時中ってことはないです。時々、一緒に賄いを食べるくらいで……。あ、二人じゃ食べないですよ! 仲居友達と三人で……本当にたまに……」
 悠里が黒川との仲を説明すると、霧島はムッとしたように不貞腐れて、額を胸に押し付けてしがみついてきた。
「そういう情報はいらないから。アイツが一ノ瀬さんの近くにいるかと思うと、嫉妬で頭がおかしくなる。それでなくても、僕は時々しか一ノ瀬さんに会えないのに」
 霧島は、ふんわりと膨らんだ悠里の胸の上に顔を置いて、いじけたように頬をすりすりと擦り付けてきた。
 ざっくりと編まれた毛糸のカーディガンの下で、むにゅっ、むにゅっと乳房が押し潰される。服の下でブラが押し上げられそうになって、胸の先が擦れてしまう。
(あっ、やぁっ……胸がぁっ……!)
 不意に身体を襲ったくすぐったさから逃げようと、霧島の肩を押してみたが、彼はびくともしない。
 悠里が身を捩ったことで、腰紐を結んでいただけの前開きのカーディガンが左右に広がって、丸襟の白いシャツが露わになった。
「それとも僕を嫉妬させたいの? 僕だって一ノ瀬さんと一緒に食事したいのに。もっと一ノ瀬さんを知りたいのに。もっと一緒にいたいのに……ねぇ? そう思うのは僕だけ?」
 霧島の切ない声に呼応するように、悠里の鼓動が速くなる。
(ほんとに……? 本当にそう、思ってくれるの……?)
 自分が思っていたことと、同じことを彼が言う。
 できることなら、ずっと一緒にいたい──もっと彼と話したい。もっと彼のことが知りたい。もっと……もっと……
 歯止めを失ってしまえば、心は勝手に貪欲になっていく。
(もう、我慢しなくていいの? 好きって言っていいの?)
 時々しか会えないこの人を、四年間、ただ待つことしかできずにいたこの恋の先を教えてくれるというのなら、彼にすべてを教えてほしい。
 好きになってしまって、どうすることもできずに抑えてきた悠里の恋心が、一気に爆発した。
「わ、わたしも……霧島さまのこと……知りたい……です。好き……好きなの、好き……」
「嬉しいな~」
 歓喜の声とともに、子犬のような屈託ない笑顔の霧島に強く抱きしめられて、耳元で囁かれた。
「じゃあ、僕を知ってよ。その身体の隅々にまで僕と僕の気持ちを教え込んであげるから」
 その甘い響きが悠里を淫らに誘う。
 霧島の手は背中から腰、腰から身体の側面を通って、膝上のスカートの裾を僅かにたくし上げた。そこにもう一人の悠里が息づいているのをまるで知っているかのように、彼はゆっくりと上下に摩りながら腰を揺さぶり、同時に自分の熱くなった身体を押し付けてきた。そのリズムが胸を締め付ける。
 彼に見つめられたら、もう抵抗なんかできない。彼に求められるのなら、このまますべてを捧げてしまいたい。
「僕を全部あげる。だから、君を全部ちょうだい?」
 シンプルな交換条件に、悠里は小さく頷いた。
 ずっと恋い焦がれてきた彼が欲しい。
 お互いを繋げて心を交換して、愛に変える────ただそれだけ。
(こんなに好きなんだもん、ダメなことなんて何もないよね……?)
 ふわっと頬を包むように触れられて、ゆっくりと目を閉じると、そのまま唇を塞がれた。
「……っ……あ……」
 くちゅ、くちゅっ……と、頭の中で濡れた音が響いて、身体が熱くなってきた。絡み合った舌を伝って、霧島の唾液が口内に流れ込んでくる。酸素を求めて喘ぐように口を動かすと、自然と彼に応える形になって、ますますキスが深くなる。
 コクッ……と喉を鳴らして、混ざり合った唾液を飲み干すと、霧島がうっとりした眼差しを向けながら、濡れた唇を拭ってくれた。
「……キス上手だね……」
 なぜか褒められたことにカアッと頬を染めて目を逸らすと、霧島はふんわりと胸に触れてきた。ゆっくりと円を描くように撫でてくる。その手はだんだんと下がって、シャツの中に入ってきたかと思うと、ブラをずり上げてきた。
「やっ……」
 シャツをたくし上げられる感覚に、ぴくっと身体が強張ってしまう。彼の前に裸を晒すことへの恥ずかしさが、急に沸き起こってきた。
おすすめの関連本・電子書籍
電子書籍の閲覧方法をお選びいただけます
ブラウザビューアで読む

ブラウザ上ですぐに電子書籍をお読みいただけます。ビューアアプリのインストールは必要ありません。

  • 【通信環境】オンライン
  • 【アプリ】必要なし

※ページ遷移するごとに通信が発生します。ご利用の端末のご契約内容をご確認ください。 通信状況がよくない環境では、閲覧が困難な場合があります。予めご了承ください。

ビューアアプリ「book-in-the-box」で読む

アプリに電子書籍をダウンロードすれば、いつでもどこでもお読みいただけます。

  • 【通信環境】オフライン OK
  • 【アプリ】必要

※ビューアアプリ「book-in-the-box」はMacOS非対応です。 MacOSをお使いの方は、アプリでの閲覧はできません。 ※閲覧については推奨環境をご確認ください。

「book-in-the-box」ダウンロードサイト
一覧 電子書籍ランキング 一覧

ジャンル・シチュエーション検索

 

ジャンル

キャラ属性

シチュエーション