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オペラ座の恋人⑤

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書籍紹介

私だけの恋人を、閉じ込めて独占したい

界的企業の御曹司・貴臣に婚約者がいるらしい――政財界で流れた噂の主役が自分だなんて!? 世間の騒動に戸惑いながらも、アメリカ、トルコ、フランスと訪れる先々で衆目を集め、結花は彼の仕事に幸運をもたらし絆は深まっていく。「結花の何もかもを独占したい」夜景が煌めくマンハッタンの高級ホテルで甘いキスと淫らな欲望をぶつけられ、身も心も溺れて……。最上の幸せを前に結花は!? 

ジャンル:
現代
キャラ属性:
クール
シチュエーション:
玉の輿・身分差 | 年の差 | 甘々・溺愛 | 船上・旅もの
登場人物紹介

久世貴臣(くぜたかおみ)

世界進出を果たしているグローバル企業・CUSE創業本家の御曹司。高級酒を好み、クラシック音楽鑑賞が趣味。

鳴海結花(なるみゆか)

平凡な女子大生。クラシック音楽をこよなく愛する20歳。夏休みにヨーロッパに一人旅に出かけ、貴臣に出会う。

立ち読み

 枕元に投げ出してあったスマホから、ちりんと小さな音がした。ショートメッセージの着信音だ。
 けれどあいにく、結花はそれに対応できる状況ではなかった。
 起き抜けから空腹を訴える飼い主兼恋人に、朝食の前菜と称して貪られている真っ最中だったので。
「……貴臣、さん、多分、絵里……約束、して……ぁっひうッ!」
 スマホに手を伸ばそうと身を捩りかけた結花が、下肢の肉芽にカリッと歯を立てられ悲鳴を上げてきつくのけぞる。反射的に太腿が閉じようとするも、脚の間に陣取った男がそれを赦さない。
「あの二人なら、勝手に待たせておけばいい」
 なんでもないことのように言い放つと、貴臣は再び緋色の花芯を舌と歯で嬲り始めた。
 延々刺激され続けている突起は哀れなほどに腫れ上がり、酷く敏感になっている。ぴくぴくと小刻みにひくつくそれを歯で挟まれて軽く扱かれ、同時にとめどなく蜜が溢れ出る中心へずるりと指を差し込まれて、強すぎる感覚に結花は涙を浮かべて悶えた。
「うぅぅ……っぅあッ、ひっ…ッや、そこ、また、あぁっ、き…ちゃう……っ!」
 淫らな粒を親指でぐりぐりと押し潰され、かと思うと労るように優しく舐め転がされ、硬くした舌先で小刻みに弾かれて。そのすぐ下で長くしなやかな指が二本、蜜壺を掻き回しては気まぐれに襞を掻いて官能をくすぐっていく。
「……いいよ。イきなさい、ほら」
 貴臣本人が躾けた身体はとても素直で従順で、彼の手管でいともたやすく頂点へと上り詰めていく。もはや息も絶え絶えの結花には正直たまったものじゃない──けれど、赦されない。中も外も、感じる部分を同時にいくつも刺激され、視界が一気に白く灼きつく。
「っ、やだ、つらいの、もう、も……、ッんぁああああっ!」
 ぐっと浮かせた腰をがくがくと震わせながら、結花は激しくのけぞって達した。びくんと肉筒が痙攣して、強く強く男の指を食い締める。
 直後にぐったり弛緩して荒い息を吐き、涙に覆われた瞳で恨みがましく貴臣を見つめた。四回目、それとも五回目? もうよくわからないけど、ひどい。絵里と遊ぶ約束してるのに、こんなんじゃ今日一日体力持たない。

 ──いくら昨夜、良い気分で酔っ払って一人で勝手に寝ちゃったからって……!

 確かに、まずかったなあとは思う。何しろ二夜連続で、興奮しすぎてハイになって酔っ払った挙げ句一人で寝落ち。しかも昨夜は一昨日より酷くて、飲んでいたバーから部屋に戻った記憶すらない。
 それなのに、目覚めたときにはちゃんと肌触りのいい夜着を着ていた(ただし半分以上脱がされてた)。貴臣が着せた(そして脱がせた)のは間違いない。はだけられた胸のてっぺんはやけにピンと勃ち上がって、何やら濡れてスースーするし、おまけにちょっぴりじんじんするし。お腹の辺りは妙にぺとぺとして、下着をつけていなかった脚の間はもうぬるぬる。
 ……毎度ながら、これで起きない自分の寝汚さが恨めしい。けれどそれを自覚した直後、強烈な愉悦のうねりに押し流されて理性が飛んだ。
 そして今に至る。
「……たかおみ……さん、ねえ……っおねがぃ、もう……っ」
 もぞもぞと腰を揺らめかせ、結花は懸命に男にねだった。
 起き抜けからもう何度も極めさせられているのに、結花の身体はまだ男の舌と指しか受け入れていない。これじゃない、全然足りないと、熱いぬかるみがじくじくと疼いている。硬いものでそこを思いっ切りごりごりしてほしい、一番奥を突き上げながら激しく揺さぶられたい……。
「まだイき足りないのか、結花?」
「ちが、う、ッたかおみさんと、いっしょに……きもちよく、なりたい、の……!」
 一方的にされるのは嫌だと、潤んだ瞳で切なく男を見つめ、吐息を乱しながらも必死に誘惑し、懇願する。おねがい、なかに、きて、と。
 愛らしいおねだりに目を細めた貴臣が、しなやかな動きでゆっくりと身を起こした。慣れた手つきで素早く避妊具を被せ、一切逆らわぬ結花の膝をぐいと左右に押し広げる。
 とっくに綻んで花開いている秘所は、鮮やかな緋色に染まってひくつきながら男を誘っていた。己の欲望をずっと押し殺していた貴臣の屹立が、窮屈な薄膜の中でぎちりと張り詰める。
「……可愛いな、結花。いいよ、一緒にいこう」
「ん、して。いっぱい、して……いっぱいに、して……っ」
 淫らに潤んだ緋い花弁の中心に、切っ先が触れた。そのままひと思いに奥まで突き立てられる瞬間を、息をのんで待ち焦がれている結花の顔のすぐ横で──
 唐突に携帯の着信音が白々しく流れ始めて、二人を包み込んでいた濃密な気配を一瞬で掻き消してしまった。
 緊張感が一気に緩んで呆然とする結花を尻目に、眉間に深い皺を刻んだ貴臣が苛立ちを隠しもせずにスマホを掴み取る。
『もしもしー、ちょっと結花ー? ねえ、ちゃんと起きてるー?』
 聞こえてきた絵里の暢気な声に、怒りを通り越して殺意さえ覚えた。ラリーは何をやってるんだ、ベッドにでも縛りつけておけばいいものを。
「うるさい。取り込み中だ」
 地を這うような声を放った貴臣のあまりの言い草に、絵里は一瞬ぽかんとしてからカッとなって言い返した。
『──は? なにそれ、あたしは結花に……』
「本気でわからないならラリーにたっぷり教えてもらえ」
 へ? と咄嗟に言葉を切った絵里が、あ、と小さく呟く。え、あ、もしかして今。まさかあの、いやでも。
『……ぃ、一緒に朝ご飯食べようって、約束してるんですけど……!』
「ブランチに変更だ。呼ぶまで勝手にしていろ」
『はぁ? ッちょっと!』
 ぶつりと通話を切ったスマホをベッドの端に放り投げた貴臣が、黙って自分を見上げている結花を上から静かに見下ろして。
「……気が削がれたか」
 問いかけられて、ほんの微かに首を傾げる。
 削がれた、確かに。でも、その気が全くなくなったかというと、そんなわけはない。何度も昂ぶらされて芯に火を灯された身体は、あれくらいでは鎮まらない。
 ゆるゆると首を左右に振り、そうしてそっと片手を伸ばす。前髪を乱した寝起きの顔は、それでもなお精緻な造作が神々しいほど美しい。その顔の、完璧なラインを描く顎の部分、無精どころかお洒落にしか見えない髭をしょりっと指先で撫でてみる。
 いつも全身隙なく完璧に装う彼が、こうして無防備に緩んだ素顔を見せる相手は、自分ただ一人だけ。そう思うと、見るも麗しいスーツ姿の彼よりも尚いっそう愛しい。
「……すき」
 ほろりと唇から零れ落ちた言葉は、とても短くて、でもいろんな感情が詰まっていて。
 不思議だなと、貴臣は無言で思う。結花の言葉は、ただ美しく純粋で、そこには嘘くささも白々しさも全くない。他の女に同じことを言われても雑音にしか聞こえないのに、相手が結花だとこんな些細な言葉にも心臓がざわめく。
「すきなの」

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